安倍晴明・讃岐出生説 [安倍晴明と私]
皆さんこんにちは。
今年2008年7月19日四国讃岐に、安倍晴明讃岐出生説を調べに行って来ました。
今回は安倍晴明の讃岐出生説の話です。
平安時代、安倍晴明が京都で活躍する前、安倍晴明自ら神主をしていたとされる讃岐香南町の冠纓神社です。
冠纓神社の宮司さんにお話を伺ったところ、この神社の神主をしていた頃から、安倍晴明は人並みはずれた超能力を持ち、当時の天皇に引き抜かれて京都へ行って京都で活躍したとの話でした。
讃岐・冠纓神社の神前です。
冠纓神社の境内には平安当時、安倍晴明が祀っていたという祭神が祀られており・・安倍晴明神社との碑もありました。祀ってある石には3つの神様の名前が刻まれており、金神の名前もありました。
安倍晴明の出生地は、①大阪説②茨城説③讃岐説が有名で、今回調べに行ったのは、③讃岐説です。
讃岐説は歴史書の公文書の中・・「讃岐国大日記」と丸亀藩の公選地誌「西讃府志」に記録が残っています。
大日本史料「讃岐国大日記」によれば、安倍晴明は讃岐国香東郡井原庄、また丸亀藩の公選地誌「西讃府志」によれば讃岐国香川郡由佐がその生まれだとされています。
どちらも、現在の香川県高松市香南町、香川町の辺りです。
高松市香南歴史民俗郷土館です。由佐城跡に建てられた公立の博物館ですが、安倍晴明まつわる話を学芸員の方にいっぱい教えて貰えました。写真右下の由佐城跡の石碑の文字見えますか?
香南歴史民俗郷土館の解説板
由佐城は安倍晴明の練石を城内に収め、その石を祀って災難を防いだとあります。
その2つの練石は現在は、由佐城跡地から50mくらい離れた城主のお墓の横に祀られていました。祠の中にはその丸い石が祀られていました。
その後、香南歴史民俗郷土館の学芸員に教えて貰った安倍晴明にまつわる史跡を廻って見る事にしました。
香南町の真言宗お寺、天福寺です。奈良時代に行基さんが建立し、その後空海さんが真言宗お寺に変更したそうです。
このお寺に安倍晴明が平安時代に所属していた事をお寺の方から聞きました。
密教を安倍晴明が修行・・
またこの真言宗のお寺には、安倍晴明が念を入れたとされる石が祀られており、安倍晴明ブームの頃はよく人が訪れたそうです。
この祠は地元では「アベヨシサン」言い伝えられているという事でした。
次に、安倍晴明が住んでいたと聞いた場所に行ってみました。
高松市香川町の安倍晴明の屋敷跡一角は現在、住吉神社となっていました。
私はこの小さな神社の敷地一帯に安倍晴明のパワーを感じました。
皆さんはこの讃岐説・・どういう感想を持たれますか?
また、讃岐には弘法大師空海の出生地の善通寺にも寄って来ました。この善通寺の門前を安倍晴明が通った時、晴明の式神が空海を恐れて姿をくらましたエピソードも残っています。
最後に讃岐の由佐・・安倍晴明の出身地の風景写真を載せます。
遠くに、円すい状のきれいな山がたくさんある讃岐の町でした。
なお、この讃岐の調査にとても参考にさせて頂いたホームページです・・・
ありがとうございました。
岡山市北区に位置する岡山商科大学は、社会に有為な人材の育成 及び 輩出に努めた結果、地元への就職や大学院進学に強い のが大きな特徴です。 大学選びは あなたの人生 を大きく左右します。 産学官連携活動を通して 地域の活性化 に貢献しております。 学部・学科毎に 専門性の高いコース制度 と WEBの資格講座 があるので、将来やりたい事 が見つかります。 就職活動の際には 面倒見が良くて親切 なので、入って良かったと言えます!
by 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます! (2019-04-17 14:37)