現代の陰陽師! [陰陽道]
とうとう見つけました。 I’m very happy so much!
現代に生きる陰陽師・高橋圭也先生です。現在、陰陽道北斗派第三代宗家、明階神職という事らしいです。
明治時代、陰陽師が廃止され、現代には陰陽師はもういないと思っていた私は意外な所から高橋圭也先生を見つけました。私は語学勉強の為、レンタル屋には足しげく通っていますが、要はいい英語ドラマを探しているわけですが、レンタルショップGEOのモバイル会員になっていた事がラッキーを運んでくれました。GEOからのお知らせメールに高橋先生の監修する占いサイト「幻の陰陽師占い~開運・厄除」のアドレスが有り、アクセスすると、そこには私が求めていた陰陽道の知識、占いが私の求める形で、提供されていました。月315円で、サイト内使い放題という事で、願っても無い事でした。
そこには、私の求めていた六壬占い、易占い、霊符、それにおまけ、中国道教の本に出ていた、ポエ占い等・・・ 私にとっては完璧なレベルでの占いサイトでした。この監修者はスゴイそう思いました。監修者の解説には私の大好きな映画「陰陽師」「陰陽師Ⅱ」の陰陽道指導を行なっていた本人である事が分かり、ますます満足感に浸れました。この人に陰陽道を学びたい。私はそう思いました。
高橋圭也先生をWEBで調べたところ、陰陽道の本を出している事が分かり、すぐ購入しました。これが、「現代・陰陽師入門 プロが教える陰陽道」でした。
- 作者: 高橋 圭也
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本の内容は、今までの陰陽道の解説本とは違い、現役陰陽師という事で、陰陽道がより実践的なスタンスで、陰陽道が解説してありました。先生のスタンスは陰陽師は陰陽道の枠にとらわれずというか、修験道、神道、密教、そして中国の道教、易、風水、天文学、医学・・・政治経済にいたるまで、全てにおいて、精通していないと陰陽師として務まらないという事で、私の持っている考え方と相通じるところがありました。
先生の解説には正直ついていけませんでした。というのはとても内容が濃かったからです。陰陽道その他の知識は日本、そして中国の古文書から引用しており、他の解説書では語られていない専門知識がたくさんありました。やはり、陰陽道を実践するという事は、並大抵では務まらなという事でしょう。漢文、日本の古文を読み解く知識や能力、昔の占いを身に付ける為の現代の占いの知識や能力、中国の文献を調べられる能力も陰陽師には要求されるのでしょうか。
個人事ですが、私は陰陽道とは関係のない技術職として仕事をしています。陰陽道に関しては、素人です。でも、将来的に土木の仕事を定年退職した後、陰陽道を本当の意味で身に付けた神職になりたいと思っています。実のところ、私の大好きな京都晴明神社で、神職として働きたいのです。晴明神社では、京都で、陰陽道に基づいた占いを行い、赤ちゃんの名前を考えてあげたり、人生の相談事に応えていると聞きます。本当の意味で、陰陽道を身に付けていないと、務まらない仕事だと思います。
定年退職後は、國學院大学文学部の神道学科で、神道と陰陽道を勉強し、神職の資格も取りたいと思っています。今の時点で、これは私の夢であり、目標です。余談ですが、私は幸か不幸か私は生れ付きか、神様や幽霊が見え、話が出来ます。それぞれの神様の話はとてもシンプルで、センスがいい。言った通りの事になります。当然、私の大好きな安倍晴明とも話した事があり、ファーストコンタクトで、晴明さんは私に「易を勉強して欲しい」と言いました。その頃は「易」が何なのか知りませんでしたので、陰陽道はこの「易」を調べる為の入り口でもありました。でも、調べているうち陰陽道にはまってしまいました。
全ての事象を陰陽道を持って説明できる。この事は技術職である私の好みにもピッタリ当てはまっています。陰陽道はテクノロジーであるという事です。
高橋先生は安倍晴明については、少し否定的な記述をしていました。彼の超人的な霊力は彼の死後、彼を神格化しなければいけない理由があったから、後付されたという事です。私としては、彼のイメージは夢枕先生の描いている、凄い才能、緻密な分析をしながら表面上はクール、内はスマートでホット、風雲気ままな晴明像に賛成です。彼はとても魅力的です。老子を読んだ事は以前ブログにしましたが、安倍晴明は老子のいう「道-タオ」を潜在的に身に付けていたのではないかと思います。
「タオ」が根本にあるから、何事が起こってもぶれない。クールなスタンスを保てる。逆にクールなスタンスを持っていないと、超人的な能力を発揮出来ない。これが晴明の根本であると思っています。晴明にとっては特に超人的なつもりは何もない、取り巻きがそう思っただけの事。私はそう思います。高橋先生に反論する気は全然ありませんが、そこだけは気になりました。
でも、はっきり言って「高橋先生には弟子入りをお願いしたい。」そう思いました。でも、陰陽道は秘術で、一世一人伝授という先生のスタンス。また、並大抵の努力では先生に追いつかない事も承知の上、何らかの方法で、先生にご教授願えないだろうかと言うのが本音です。平成の今、陰陽道で高橋先生以上の先生は見つからないだろうなと思っています。
高橋先生は陰陽道の占いPCサイト「幻の陰陽師占い」も監修しており、そちらの方も私は会員登録しております。月525円で使い放題という事でした。私は特に、六壬占いと易占いの知識が欲しいのです。陰陽道での占いは以前、私の晴明的生活のページで、紹介しましたが、いまも式神カードで続けています。占いの実践練習という事で、勉強させて貰っています。今後、安倍晴明が残した占い書「占事略決」で解説されている六壬神課にステップアップしていく予定です。晴明が行っていた占いを勉強したいのです。
今後は「易」と「陰陽五行の配当」「六壬神課」の方面を勉強していきたいと思っています。「六壬神課」については、現在、松岡秀達先生の「占事略決」の解説本で勉強中ですが、悪戦苦闘しています。陰陽道は難しいです。でも、凄く魅力を感じます。
吉野裕子先生です。吉野先生は現在、私が勉強中の五行の配当と易の話を茶道、庭園、音楽、祭り、和歌などとても文化的な話題から解説してくれており、とても私は嬉しく思っています。吉野先生もまた、日本文化は陰陽五行説からそのほとんどが来ている事を解説しています。
吉野先生は陰陽五行について、たくさんの著書を出しており、今後、たくさん勉強させて頂こうと私は思っています。楽しみが増えました。
話がそれてしまいましたが、高橋圭也先生が基で、いい先生の著書に恵まれてきました。
高橋先生は音楽CDも監修されているという事で、早速アマゾンで購入しました。
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